タイミング調整の基本
字幕は、話し始めた瞬間に現れ、話し終わったら消えるべきです。波形を見れば音声の位置がわかるので、タイミング調整は基本的に各字幕を音に合わせることです。
波形が示すもの
動画の下のバーは音声です。大きい音は高く、無音は平らに表示されます。発話は、文と文の間に隙間のある高いバーの集まりとして現れるので、もう一度聴かなくても、各フレーズがどこで始まりどこで終わるかが見えます。タイミングを調整する間は、音声を画面に出しておきましょう。
字幕の開始と終了の位置
字幕は、そのセリフが話されている間、画面に表示されているべきです。
- 開始 は最初の言葉の少し前。声が聞こえ始めるときに、目がちょうど文字に届くように。
- 終了 は最後の言葉の少し後。話している人がまだ話しているのに、文字が消えないように。
- 読める長さを保つ。 短い行は速くても構いませんが、長い行にはより多くの時間が必要です。品質チェックは、長さに対して速すぎる行を示します。
- 次の字幕と重ねない。 2人が本当に同時に話している場合を除きます。
スナップが大まかな作業をする
手で動かすのは、見た目より時間がかかります。スナップは、端が十分に近づくと目標に吸着させます。
- 隣接する字幕。 字幕が次の字幕にぴったり接し、隙間も重なりもありません。やり取りの多い会話に向いています。
- フレーム。 端が動画のフレームに揃います。多くの放送仕様が求める精度です。
- 秒。 最初の大まかな作業に使う粗い目盛りです。
- シーン。 字幕がカットをまたいで残らないようにします。
作業が変わったら目標も変えましょう。最初の調整は秒、最後の確認はフレームで。
テンキーで仕上げる
端が近いけれど正確ではないときは、キーで少しずつ動かします。1回押すごとに1ステップ動きます。7と1で開始、9と3で終了を動かし、5で再生ヘッドの下の字幕を選びます。
気軽に取り消す
ドラッグ全体、または押し続けたキーによる移動は、1回の取り消し(元に戻す)として扱われます。変更が間違っていれば Ctrl+Z を押してやり直してください。
よくある失敗
- 開始が遅すぎる。 話者がすでに話し始めてから字幕が出るので、最初の言葉が聞こえません。
- 終了が遅すぎる。 前の行がまだ表示されているのに次の話者が話し始め、2行が画面で競合します。
- 隣の字幕へ動かしてしまう。 その端に固定された隣の字幕も一緒に動くので、隣の字幕も確認しましょう。
- カットをまたぐ。 シーンの切り替わりをまたぐ行は不自然に見えます。シーンへのスナップで見つけられます。
次のステップ
大まかなタイミングが合ったら、読む速さと行の長さを品質チェックで確認し、すべてのショートカットとスナップ設定についてはタイミングのリファレンスを読みましょう。